ドーム前まで進むと毎回の事ながらグッズ購入の行列が凄いことになってる。入場後売店では殆ど並ばずにグッズ購入出来るという情報を得ていたので、ここでの行列を哀れみと余裕の目線で観察していた。
こんなに苦労して並ばなくてもいいのにねぇ(笑)
あまり早く入場してもすることが無く退屈なだけなので、17時半までは各ゲートを巡回しながら人物観察をすることにした。
団体で手作りの応援幕などを用意して記念写真を撮っている人達、サッカーからの影響か顔にシールを張っている人、初対面らしく入場前に挨拶を交わしている人達etc
サザンと一緒に年齢を重ねたような年齢層が一番多い。しかしそれ以外には共通点の全く無いさまざまな日本の層がここに集合している。ある特定の層だけの支持を受けているのではなく、日本の各界各層のあらゆる人達からの支持を受けていることが、この集団を見ればわかる。これこそ「国民的バンド」とサザンが呼ばれる所以であろう。
人物観察にも飽きて17時半頃41番ゲートに向かった。事前の情報どおり、やはりゲート内売店でのグッズ購入は並ぶこともなく楽々購入できた。
入場時に前回ツアーから始まった手首に着けるライトが配られた。退場時に回収するのが変わった点か。
自席はあまり苦労することなく見つけられた。ローチケだから100%期待できないと覚悟してきた通り写真のようにバックスクリーンに作られた舞台からは一番遠いしかもスタンド最上段近く。
ここからじゃ大型スクリーンの画面も豆粒みたいで盛り上がれる訳がない。雰囲気だけ楽しめればいいと思うことにした。
開演が近づくとウェーブや拍手が始まるのは毎回のことでもう慣れっこ。
そしていよいよ始まった。
セットリスト(「葡萄」収録曲◆)
Tarakoミス・ブランニューデイ
ロックンロール・スーパーマン
(MC)
◆青春番外地
◆イヤな事だらけの世の中で
◆バラ色の人生
◆Missing Persons
◆平和の鐘が鳴る
◆彼氏になりたくて
◆はっぴいえんど
◆天井桟敷の怪人(導入部で「黄昏のビギン」1コーラス歌う)
(ミニコントの後原坊を「マダム・ユーコリン」と呼び舞台中央に誘導)
◆ワイングラスに消えた恋(舞台中央でダンサーをバックに原坊が歌い、間奏で男性ダンサーの一人と軽くダンスを披露)
よどみ萎え、枯れて舞え
顔
Happy Birthday
死体置場でロマンスを
Computer Children
栞のテーマ
あなただけを
真夏の果実
(MC)
おいしいね
Soul Bomber
01MESSENGER電子狂の詩
ブリブリボーダーライン
◆道
◆栄光の男
◆東京VICTORY(入場時配られた手首のライトがここから演出に使われる)
◆アロエ
マチルダBABY
エロチカ・セブン
ボディ・スペシャルⅡ
マンピーのG★SPOT
<アンコール>
匂艶THE NIGHT CLUB
◆ピースとハイライト
みんなのうた
◆蛍
桑田はクレイジーキャッツ風のお笑いコントが大好きでいつでもライブのあちこちにちりばめている。ところが自分の席からでは大画面ですら見えにくいのにコントの動きやセリフのやり取りなど細かい動きが全くわからない。
バックダンサーが壇上で踊っている時など、もちろん肉眼では全く見えないし大画面にも写される機会が少なくどのような舞台演出がなされているのかわからなくてストレスが溜まる。
サポートメンバーのリーダー的存在であるギターの斉藤誠がいつものウエスタンハットを途中で脱いでスキンヘッドになった。これはサプライズではなく演出だと思うが残念ながらその経緯を見逃してしまった。
マチルダBABYでは定番の舞台演出である火柱と爆音で盛り上がる。しかし今回は爆音がいつもより大きく感じたのは前回がオープンエアのスタジアムだったのに比べて今回はドームという閉鎖空間だったせいもあるかもしれない。
東京VICTORYあたりから手首のライトの演出も使い盛り上がる曲をずらりと並べて一気にエンディングに向け会場全体を興奮の坩堝に巻き込むという作戦は成功したように思う。
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